Jazz雑記帳

しがない備忘録さ

Ron Carter is My Hero

 

私はいま興奮さめやらぬ状態でこの記事をかいている。

3月13日、木曜日、ボストンのRegatta barでRon Carter, Donald Harrison, Billy Cobhamのトリオのコンサートを聞いてきたのだ。

いやはやいやはや。幸せすぎた。最高に幸せすぎた。もう興奮指数でいうと、「抱いて!」って服(自分の)引き千切りたいくらいだった。帰り道スキップしちゃったもん。

正直Jazzのことなんて私何も知らない。曲もメロディもアップテンポなやつ以外は全然つかめないし意味もよくわかってないし、聞き終わった後に思い出すこともできない。有名な人を数人知ってるだけで、聞きこんでるわけでもなければ時系列もジャンルも全然知らない。

けど私、これだけは自信もって言えるんだけど、Jazzを聞いてると体から喜びがあふれてくる。意味わからないからこそ、聞いてると心がかき乱される。体を動かさずにはいられなくなる。もっと知りたい、聞きたいって思う。特に生演奏は最高。体に染み込んでいく気がする。生きててよかったって思う。私今世界で一番幸せな人間なんだって思う。

そんな喜びをRon Carterは私に今日くれました。もう恰好よい。しなやかな指もたまらないです。とにかく、ありがとう、ありがとうって感じです。なんでこんな素敵なんだろう。演奏してる人の体の一部みたいに楽器がなってるからかなぁ。

今日はトリオだったんだけど、一曲だけソロをやっててね。それがまたたまらなかった。多分なんだけど同じ曲をYoutubeで見つけたからあげてみた。しかしやはり生が素晴らしかった。

実は行く人いなくて、1人でコンサートいっちゃいました。ビールとナッツ頼んだらナッツが5日分くらい出てきて、私演奏が始まる前のまだ空いた店内でこのナッツ残したら捨てられるんじゃないかって、そればっかりが気になってしょうがなかった。無駄なもったいない精神。けどこれ全部食べたら間違いなく冬眠できるくらいのエネルギーが蓄えられてしまうと思うと、それも心配だった。これじゃJazzに集中できないじゃないか!仕方がないから(?)人目を盗んで、リュックに入ってた実父ロックに3.5日分くらい移し替えた。ばれたときの恥ずかしさを考えると今世紀最大のミッション・イン・ポッシブルだった。普通に持って帰りたいって言えばOKしてくれたのかもしれないけど、その勇気がなかった。幸いうまくいって、集中して聞けたからよかった~。

帰国したらBlue Note Tokyoでバイトできないかしらん。日本だとチップもらえないのが残念だけど。

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