Jazz雑記帳

しがない備忘録さ

Bill Evans A Time for Love ( Alone 1968)

 Bill Evansが好きだという先輩からAloneがいいのだ、と聞いた。

じゃぁ聞いてみますね、と言って帰った私。Youtubeでぐぐったら軽く迷子。Aloneになったのは私。1968年に収録されたアルバムAlone全体のことを言っているのか、それともその中のA Time for Loveを言及していたのか。Solo sessionなんてものもあるし、どれ。

とりあえず、最初やみくもに40分くらいあるアルバムAloneをまるごと流して聞こうとしたらちょっと良さがわからなかった。当然だよね、曲の切れ目も曲名も理解せずに聞いて、いいな~て思えるレベルに私はいなかったわ。どこに行くのかわからない感じしかしなくて、眠れない夜に寝返り打ちながら聞くのにはある意味すごいお似合いなんだけど、余計気が滅入るのでやめた。

じゃ、どんな曲が入っているんだね、というあなたに以下のWikiの抜粋をお見せしましょう。

Track listing[edit]

  1. "Here's That Rainy Day" (Jimmy Van HeusenJohnny Burke) – 5:21
  2. "A Time for Love" (Johnny MandelPaul Francis Webster) – 5:06
  3. "Midnight Mood" (Joe ZawinulBen Raleigh) – 5:20
  4. "On a Clear Day (You Can See Forever)" (Burton LaneAlan Jay Lerner) – 4:48
  5. "Never Let Me Go" (Ray EvansJay Livingston) – 14:32

てことで、Aloneから今回A Time for Loveを抜粋してみたんだけど、この後一曲目のHere's That Rainy Day聞いてみたら、間違いなくさわりの感じはこっちのほうが好きだった。ちょっとこのままだと愛のための時間が私の人生から消え去りそうだから、いそいで画面消してA Time for Loveに戻りました。もうちょっと辛抱して聞いてみよう。

Aloneていうだけあって、Bill Evansがソロでずっとピアノかき鳴らしてるわけだけど

5分ほどで奏でられるメロディは全体的にちょっと切なくて、たまに軽快で。

正直愛の深みとかはよく伝わってこない曲だった。まだ聞きが甘いようです。

 

ところで、その先輩のように「音に深みが~」みたいなけったいなコメントは出来ないのだけど、私も先輩にきっと負けないくらいBill Evansが好きです。Jazz好きとか言いながら白人男性のしかもピアニストが一番好きだというこの事実から顔を背けたくなったりもしますが(しかも普通にAloneよりTrioが好きだしAutumn Leavesとか大好き。王道すぎ!)、やっぱりBill Evansがどうしても好きなんです。ドビュッシーが好きなのも影響してるのかな。クラッシックに通じるメロディの美しさがあると思う。涙が出そうになってしまいます。通をきどって他の人好きって言いたいな~と思って色々聞いてみるものの、ここに帰ってきてしまいます。大好きです。

今回紹介した曲の良さはまだわかりませんが、ブログ一発目としてやっぱりBill Evansでよかったと思う。さ、次は何を聞こうか。

 

景気づけに一押しお願いします。


人気ブログランキングへ