Jazz雑記帳

しがない備忘録さ

Chet Baker Almost Blue 1992

Chet Baker好きです。私もしかしてJazz好きなんじゃない、っていう二歩目をくれたのはChet Bakerかもしれない。背伸びしないで聞けるよね。またまた白人男性かって感じなんだけど、好き好き。

丁度Chet Bakerに出会ったとき、私は悲しい別れの直後だったのも、好きになった原因だったかもしれない。笑 もうね歌詞に自分を重ね合わせて自己陶酔的に自分をかわいそうに思って涙するのに、本当にもってこいの曲がたくさんあるんだよね。メロディも切ないしさ。破壊力がすごい。

その時聞いていた曲はI get along without you very well とかさ、ちょっと、そのまんま私の心情すぎるので、今日はあえて、Almost blueを選んでみた。ちょうど今日雨で、雨に似合うこの曲がなんとなくいいかな、と。

この曲はWiki様によると、

"Almost Blue" is a song by Elvis Costello (Declan Patrick MacManus) that appears on his 1982 album Imperial Bedroom. [1]...  Chet Baker performed the song, with selected alternative lyrics, on his posthumous album Let's Get Lost (also known as Bread, Butter and Champagne) from 1992, which was the soundtrack to a movie of the same name.

とのこと。ざっくり訳すと、もとはエルヴィス・コステロの1982年の曲だったんだけど、1992年からBakerも自分のドキュメンタリー映画の中でカヴァーして以来、演奏するようになったとのことだ。WikiChet Bakerのページ見ると、1983年にBakerのファンだったコステロ氏がShipbuildingって曲を録音するときにBakerに演奏を依頼したみたいで、それがきっかけとなったんでしょうね。

ところで、Bakerも1929年生まれだって。Bill Evans秋吉敏子もでしょう。奇跡の年なんじゃないの。50年代、60年代はヘロイン漬けになってしまったってのもあり、めっちゃイケメンだし、私はBakerに対し勝手にロックな印象を抱いてます。Jazzだけどな。シド&ナンシーのシドと勝手にイメージ重ねてます。どっちのファンにも怒られそうだけどな。しょうがないよね、私彼が死んでから生まれてるし。

今度時間あるときに、ドキュメンタリーのLet's get lost(すんごい名前)を見てみたいなと思ったよ。